資源エネルギー庁が発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、3月23日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は前週比3.9円安の139.6円。2017年11月13日の調査以来、約2年4か月ぶりに140円を割り込んだ。
レギュラーガソリンの全国平均店頭小売価格は9週連続の値下がり。直近2週間で6.8円の急落となった。
地域別では北海道で7.3円、四国で4.9円、東北で4.7円、中国で4.4円、中部で4.0円、関東で3.5円、九州・沖縄で3.4円、近畿で2.8円、全エリアで大幅な値下がりとなった。
ハイオクガソリンは前週比4.0円安の150.0円、軽油は同3.6円安の120.6円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、3月25日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は127.7円/リットル(前週比−4.4円)、ハイオクは139.8円/リットル(−3.3円)、軽油は117.0円/リットル(−5.9円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
レギュラーガソリン、前週比3.9円安の139.6円 2年4か月ぶりの140円割れ
2020年03月25日(水) 16時00分
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