ホンダe(欧州仕様)《photo by Honda》

ホンダ(Honda)の欧州部門は、3月にスイスで開催されるジュネーブモーターショー2020に、最新のコネクテッド技術を出展すると発表した。

<中止> ジュネーブモーターショー2020は、新型コロナウイルス感染症のため、2月28日に開催中止が発表されました。この記事は中止決定前の情報です。業界動向の参考資料としてお読みください。(編集部)

最新のコネクテッド技術は、新型EVの『ホンダe』と新型『ジャズ』(日本名:『フィット』に相当)に採用されているものだ。

そのひとつが、「ホンダ・パーソナル・アシスタント」だ。独自のAI(人工知能)技術により、自然な会話で、さまざまなオンラインサービスへのアクセスを可能にする。ホンダ・パーソナル・アシスタントでは、音声でさまざまな指示が行える。システムは、「オッケー、ホンダ」で起動でき、質問や指示に応えてくれる。機械学習により、時間が経過するにつれて音声認識のレベルが高まり、より正確な応答を実現する。

また、ホンダeと新型ジャズに標準装備されている「My Honda +スマートフォンアプリ」で利用できるコネクテッドテクノロジーとサービスも出展する。例えば、ホンダeのユーザーが、My Honda+スマートフォンアプリを利用すれば、遠隔で車両にアクセスすることができる。このサービスは、充電機能や詳細な車両の状態、空調の管理、セキュリティなどを目的に開発された。バッテリーの充電制御も遠隔操作で行うことができ、充電ステーションやナビゲーションの検索結果は、モバイルデバイスから車両に送信できる。

ホンダe(欧州仕様)《photo by Honda》 ホンダe(欧州仕様)《photo by Honda》 ホンダe(欧州仕様)《photo by Honda》 ホンダe《photo by Honda》 ホンダ・ジャズ(フィットに相当) 新型のクロスター(欧州仕様)《photo by Honda》 ホンダ・ジャズ(フィットに相当) 新型のクロスター(欧州仕様)《photo by Honda》