キャンピングカー市場が成長を見せる中で、国内では「一見キャンピングカーには見えない」モデルが人気を集めている。今年で30周年のを迎えたバンテック新潟はミニバンベースの車中泊仕様車『MR』記念モデル等を展示した。
1月31日から2月2日まで幕張メッセにて開催されたジャパンキャンピングカーショー2020。国内最大級の同キャンピングカーイベントには、300台を超えるバラエティーに富んだキャンピングカーが一堂に会した。
バンテック(VENTECH)社のバンコン製造から発足し、オリジナル車両の製造販売、福祉車両、レンタカー事業などを手掛けるバンテック新潟は、自社ブランドVan Revo(バンレボ)の名を冠したブースを出展。30周年を記念し、今回はトヨタのミニバン『エスクァイア』、『ノア』、『ヴォクシー』をベースにした5ナンバーキャンピング仕様車MRの30周年記念モデル等を展示した。
「ミニバン レボリューション」の頭文字を取ったMRは、重ねて収納が可能な1900mm×1040mmのフルフラットベッドやシャワーフォーセット付きミニシンク、バックゲート下部にも設置出来る2WAYテーブル、エンジンを停止した状態でも室内を温められるベバスト製FFヒーターや電子レンジなどを標準装備。30周年記念モデルには、150WクラスのソーラーパネルやAlpine製のフリップダウンモニター、14リットルの保温冷蔵庫などをも特別装備した。
MRの30周年記念モデルは、2020年2月発売予定。ベース車両はエスクァイア、『ノア』『ヴォクシー』の3台を用意する。ハイブリッドモデルにも対応し、それぞれ2名就寝可能なノーマルルーフ、4名就寝可能なポップアップルーフから選択が可能。
ヴォクシー・、ノアをベースとしたMRの標準仕様車が407万円、記念モデルが451万円から。エスクァイアベースのMRの標準仕様車は422万7300円、記念モデルは466万7300円からとなっている。
バンレボブースにはその他にも、トヨタ『ハイエース/レジアスエース』や日産『NV350キャラバン』をベースとした4ナンバーキャンパー『VR』や充実のキャンピング設備を備えたバンコン『ディアリオ』を展示。VRはキャンピングカーとして特化された車両ではなく、普段の生活でも不自由なく使えるマルチユース性を高めたモデルだという。
見た目はミニバン、中身は充実装備のエスクァイア キャンピングカー…ジャパンキャンピングカーショー2020
2020年02月04日(火) 14時30分
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