BMW『6シリーズGT』改良新型の最新プロトタイプを、スクープサイト『Spyder7』のカメラが捉えた。
これまでで最もカモフラージュが軽い状態でキャッチしたプロトタイプ車両は、最新のワイドグリルを採用している。また再設計されたコーナーエアインテークの一部が見てとれるほか、新グラフィックのLEDデイタイムランニングライトも確認できる。対してリアエンドはほとんど修正されておらず、今後着手されるか不明だ。
キャビン内ではインフォテインメントシステムの更新に重点が置かれるとみえるが、最新の12.3インチ・デジタルインストルメントクラスタや、『8シリーズ』譲りの10.25インチインフォテイメントシステムの搭載も予想される。
パワートレインは、最高出力340psを発揮する3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンがキャリーオーバーされるほか、『745e』と共有する3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジン+電気モーターのPHEVモデルの設定も期待できる。
6シリーズは1977年から販売されている伝統のモデルだが、ここ数年は販売が苦戦。クーペ、コンバーチブル、グランクーペは8シリーズへと上級移行、現在では「GT」が唯一残っている6シリーズファミリーとなっており、これが最後のモデルとなる可能性さえ囁かれている。
6シリーズGT改良新型のワールドプレミアは2020年春以降となりそうだが、その反撃に期待したい。
これが最後の「6シリーズ」か…BMW 6シリーズGT、改良新型をスクープ
2019年12月24日(火) 08時00分
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