スズキのインド子会社のマルチスズキは12月20日、『エルティガ』(Suzuki Ertiga)の販売台数が50万台を突破した、と発表した。
エルティガは、3列シートの7人乗りミニバンだ。2012年からインドで生産と販売を開始した。コンパクトな車体ながら、広い室内空間と居住性、取り回しの良さを備えており、世界70以上の国と地域で販売されている。
2世代目となる新型エルティガは2018年11月、インドで発売された。高級感のあるフロントグリルやダイナミックなショルダーラインで力強さとエレガントさを追求する。インテリアは、木目調の加飾などにより、上質さを表現した。
車台には、新プラットフォームの「ハーテクト」(HEARTECT)を採用した。全長を130mm延長したことにより、広い室内空間と荷室スペースを実現している。
このエルティガの販売台数が2012年の初代から数えて、およそ8年で50万台を突破した。50万台の内訳は、初代が41万8128台、新型が10万台だ。新型は、発売から1年1か月で販売台数が10万台に到達した。新型のインドMPVセグメントにおけるシェアは36%と、トップシェアを獲得している。
スズキ エルティガ、販売50万台突破…インド最量販MPVに
2019年12月23日(月) 15時45分
関連ニュース
- スズキ『キャリイ』シリーズ 仕様変更 (04月19日 15時30分)
- 【スズキ スイフト 新型試乗】5ナンバーサイズに収めたスイフトならではの見識…河村康彦 (04月07日 12時00分)
- トヨタ、新型SUVを間もなくインドで発表へ…スズキのOEMの可能性も (04月03日 09時45分)
- 2023年度「軽」新車販売、“途中退場”のダイハツ抜きスズキが18年ぶり首位[新聞ウォッチ] (04月02日 08時00分)
- 【スズキ スペーシアカスタム 新型試乗】軽ハイトワゴンでは一歩抜きんでた存在になった…諸星陽一 (03月31日 12時00分)