ZF本社(イメージ)《photo by ZF》

ZFはマイクロソフトと提携し、ソフトウェア主導のモビリティサービスプロバイダーになると発表した。

ZFはマイクロソフトと協力。クラウドサービスの「Azure」や開発者ツール、各種ソフトウェア開発におけるマイクロソフトのノウハウを活用する。そしてZFは、自動車業界にソフトウェアソリューションを提供していく。

ソフトウェアは、自動車システムの開発に最も大きな影響を与え、より高いレベルの自動運転を実現する際、重要な要因のひとつになる。ZFはマイクロソフトとのコラボレーションにより、ソフトウェアの車両への組み込みと稼働を、大幅に早めることができるという。

ZFは、自動車業界のシステム開発者としての膨大なノウハウと、ソフトウェア開発の大幅な高速化という利点を組み合わせる。一方、マイクロソフトは、ソフトウェアの開発における「DevOps(デブオプス)」機能を提供する。ZFとノウハウを共有することで、ZFがソフトウェア主導のモビリティサービスプロバイダーになることを支援していく。

ZFは、ソフトウェア主導のモビリティサービスプロバイダーに変身し、グローバルリソースをより効率的に使って、進化する顧客のニーズに対応する、としている。