その年を代表する一台を決める日本カーオブザイヤーも今回で40回目。そんな節目の「日本カー・オブ・ザ・イヤー2019-2020」で、今年の1台になったのはトヨタ『RAV4』。選考委員を務める、モータージャーナリストの島崎七生人氏は、RAV4に満点である10点を与えた。
以下は、日本カーオブザイヤーHPに掲載された島崎氏のコメントである。
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RAV4の開発をまとめた佐伯チーフエンジニアは「日本専用という言葉はまったくない。どこでもお客様の考えは同じ」という。この考えを聞き、RAV4を国内市場にカムバックさせたのはビジネス上の事情だけではないことがわかった。
走り、実用性、快適性、燃費性能など、今求められているSUVの本質を高バランスでカタチにしてあるクルマだ。
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島崎氏の全投票点数(掲載はノミネート番号順)
トヨタ RAV4:10点
日産 デイズ 三菱 eKクロス/eKワゴン:2点
マツダ MAZDA3:5点
BMW 3シリーズ セダン:7点
ジープ ラングラー:1点
日本カー・オブ・ザ・イヤーは選考委員の投票によって決定する。60名の委員がそれぞれ25点の持ち点を対象車10車種(10ベスト)のうち5車種に配点する。そのうち最も高く評価する車種に対して必ず10点を与える。10点を与える車種は1車種とする。2019-2020では、トヨタRAV4が436点でイヤーカーに選ばれた。『マツダ3』が328点で次点、3位はBWM『3シリーズ』の290点だった。
SUVの本質を高バランスでカタチにした RAV4…島崎七生人【日本カーオブザイヤー2019-2020】
2019年12月08日(日) 08時30分
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