ルノーグループ本社《photo by Renault》

ルノー日産三菱アライアンス(Renault-Nissan-Mitsubishi)は11月29日、経営効率をさらに向上させるために、アライアンス事務局長を任命すると発表した。

今回の発表は、フランスで開催されたアライアンス オペレーティング ボードの月例会議で決定したものだ。会議では、今後アライアンスとして取り組む課題に関する相互認識や、アライアンスの効率向上について、議論を交わした。

その結果、アライアンスの経営効率を大幅に向上、促進するための3社の重要プログラムについて、全会一致で合意した。これらのプログラムには、各社の戦略や利益に対し、アライアンス効果の最大化を図る具体的計画などが含まれている。

その第一歩として、アライアンス オペレーティング ボードの事務局長を、近日中に任命する予定だ。アライアンス事務局長は、メンバー各社の事業効率の加速を目的に、今後始動する主要なアライアンスプロジェクトの調整や進行役を務める。事務局長は、アライアンス オペレーティング ボードと各社CEOにレポートする。

アライアンスは今後数週間のうちに、プログラムの詳細を発表する、としている。

日産グローバル本社(c) Getty Images 三菱自動車本社《撮影 高木啓》