ヤマハ ナイケン《画像:ヤマハ発動機》

ヤマハ発動機の大型スポーツタイプのLMWモデル『NIKEN(ナイケン)』が、日本インダストリアルデザイナー協会による「JIDAデザインミュージアムセレクションVol.21」に選定された。

ヤマハ発動機の製品が選定されるのは、Vo.l16以来6年連続。またナイケンは「2018グッドデザイン賞」「レッドドットアワード プロダクトデザイン2019」の最高賞“Best of the Best"に続く3つ目のデザイン賞受賞となる。

ナイケンは、845cc水冷直列3気筒エンジンを搭載した大型LMW。走行環境の変化を受けにくく、旋回時の高い安定感を生み出すLMWテクノロジーの特徴を活かして、かつてない走りを予感させるデザインの開発を行った。フロント二輪でしっかり地面を掴む表情をデザインの核として、力強い足回りを強調。「攻めのLMW」を一目で伝えるボディデザインで、ワインディングロードを駆け抜けたくなるようなスポーティな運動性能を視覚化した。

JIDAデザインミュージアムセレクションは、「美しく豊かな生活を目指して」をテーマに、インダストリアルデザインが社会に寄与する質の高い製品を選定し表彰するとともに、その製品を収集・保管して次世代に伝え、教育・産業・生活へ文化的貢献を行うことを目的とするもの。

ナイケンは2020年1月9日から14日まで、AXISギャラリー(東京都港区)で開催される「JIDAデザインミュージアムセレクションVol.21 東京展」でパネル展示され、10日には授与式が行われる予定だ。