ポルシェジャパンは11月15日、『パナメーラ』『カイエン』など10車種について、ブレーキバッド磨耗警報に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『パナメーラ4S』『パナメーラ』『パナメーラ4』『パナメーラ4 E-ハイブリッド』『パナメーラターボ』『パナメーラターボS』『パナメーラGTS』『カイエンS』『カイエン』『カイエンターボ』の10車種で2016年10月24日から2019年9月26日に輸入された4339台。
ブレーキパッド摩耗警報を制御するインストルメントクラスタのプログラムが不適切なため、ブレーキパッドが限度以上に摩耗した際に警告灯が点灯しないことがある。そのため、ブレーキパッドを使用限度を超えて使用し、最悪の場合、ブレーキディスクが破損するおそれがある。
改善措置として、全車両、インストルメントクラスタのプログラムを最新の対策プログラムに書き換える。
不具合および事故は起きていない。本国メーカーからの情報によりリコールを届け出た。
ポルシェ、カイエン/パナメーラ 4300台をリコール ブレーキディスク破損のおそれ
2019年11月15日(金) 18時22分
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