トヨタGRスープラ・ ヘリテイジ・エディション《photo by Toyota》

トヨタ自動車の米国部門は11月5日、米国ラスベガスで開幕したSEMAショー2019において、トヨタ『GRスープラ・ヘリテイジエディション』(Toyota GR Supra Heritage Edition)を初公開した。

同車は、先代の4代目『スープラ』に敬意を示して開発されたカスタマイズカーだ。4代目スープラは今なお、米国で熱狂的なファンを抱えている。そこで、1990年代後半の4代目スープラの要素を、新型の『GRスープラ』に取り入れることで、4代目スープラに敬意を表したという。

テキサス州のMTC(モータースポーツテクニカルセンター)とLGモータースポーツが共同開発した。エクステリアは、リアに大型ウイングを追加する。この大型リアウイングは4代目スープラ用をベースに、GRスープラのボディサイズに合わせて修正されたものだという。

また、フロントリップスポイラーと、リアのディフューザーが新設計された。エアロダイナミクス性能をさらに向上させるために、スロット付きのフェンダーのストックベントカバーを装着する。ボディカラーは、4代目スープラを連想させる「Re-Entry Red」と呼ばれる鮮やかな赤で塗装された。さらに、テールライトはカスタムメイドとした。これは、4代目スープラのテールライトの特長だった丸型レンズを再現するためだ。

3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンは、「Precision Turbo&Engine」製のターボチャージャーに変更するなどのチューニングを受けた。これにより、最大出力500hp以上を引き出す。足回りには、フロント295/30R19、リア305/30R19サイズのトーヨー「プロクセスR888R」タイヤと、HRE製アルミホイールを組み合わせている。

トヨタGRスープラ・ ヘリテイジ・エディション《photo by Toyota》 トヨタGRスープラ・ ヘリテイジ・エディション《photo by Toyota》 トヨタGRスープラ・ ヘリテイジ・エディション《photo by Toyota》 トヨタGRスープラ・ ヘリテイジ・エディション《photo by Toyota》 トヨタGRスープラ・ ヘリテイジ・エディション《photo by Toyota》 トヨタGRスープラ・ ヘリテイジ・エディション《photo by Toyota》 トヨタGRスープラ・ ヘリテイジ・エディション《photo by Toyota》 トヨタGRスープラ・ ヘリテイジ・エディション《photo by Toyota》 トヨタGRスープラ・ ヘリテイジ・エディション《photo by Toyota》 トヨタGRスープラ・ ヘリテイジ・エディション《photo by Toyota》 トヨタGRスープラ・ ヘリテイジ・エディション《photo by Toyota》 トヨタGRスープラ・ ヘリテイジ・エディション《photo by Toyota》 トヨタGRスープラ・ ヘリテイジ・エディション《photo by Toyota》 スープラ(1993年〜)《photo by Toyota》