トヨタ・カローラ《画像:トヨタ自動車》

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会は11月7日、10月の車名別新車販売台数(速報)を発表。新型『カローラ』が3位にランクインし、軽自動車の14か月連続トップ3独占を阻止した。

10月は消費税増税前の駆け込み需要の反動もあってか、全体的に販売台数が減少。その中で、ホンダ『N-BOX』は前年同月比23.1%減ながら1万5768台を販売し、2位スズキ『スペーシア』(1万2433台、5.2%増)に3000台以上の差をつけ、V26を達成した。

一方、打倒N-BOXの一番手と目されていたダイハツの新型『タント』は同4.2%減の1万1071台で前月の2位から4位に後退した。また、登録車トップのトヨタ『カローラ』が同29.5%増の1万1190台で3位にランクイン。軽自動車のトップ3独占を13か月でストップさせた。

●10月車名別新車販売台数ランキング
1位[1位]:ホンダN-BOX 1万5768台(23.1%減・6か月ぶり減)
2位[4位]:スズキ・スペーシア 1万2433台(5.2%増・2か月連続増)
3位[9位]:トヨタ・カローラ 1万1190台(29.5%増・2か月連続増)
4位[2位]:ダイハツ・タント 1万1071台(4.2%減・15か月ぶり減)
5位[3位]:日産デイズ 9334台(17.6%減・7か月ぶり減)
6位[5位]:トヨタ・シエンタ 9302台(5.5%減・7か月ぶり減)
7位[6位]:ダイハツ・ムーヴ 7621台(35.5%減・3か月ぶり減)
8位[13位]:トヨタ・ルーミー 6962台(8.1%増・6か月連続増)
9位[8位]:トヨタ・プリウス 6898台(21.5%減・7か月ぶり減)
10位[23位]:スズキ・アルト 6441台(21.3%増・11か月ぶり増)

※[]内は前月順位、()内は前年同月比

ホンダN-BOX《写真 ホンダ》