ダイハツ、暮らしをあたたかくするコンセプトカー4台発表…東京モーターショー2019

ダイハツ工業は東京モーターショーで、同社ブースを“ダイハツヴィレッジ”という村に見立て、コンセプトカー4台を発表した。

「ダイハツヴィレッジはモビリティをきっかけに人々がつどい、元気と笑顔に包まれるあたたかな暮らしを描く未来の村です」と奥平総一郎社長。またダイハツの描く未来は、「限られた人のための先進技術ではなく、日本全国津々浦々に暮らす皆さまに優しく温かな暮らしを実現すること」と熱く語る。

一段高い壇上に並んだコンセプトカーには「つどい 〜みんなの暮らしをあたたかく〜」という思いが込められていた。4台ともに丸みを帯びたボディとパステルのような優しいカラーリングで仕上げられている。まるで近未来を描いたアニメーションから飛び出してきたようだ。

●IcoIco(イコイコ)

毎日の近距離移動に特化し、狭い道もスイスイ走れるコンパクトなパブリックトランスポーター。地域の中で誰もが自分の意思で自由に移動することで、地域の交流の輪が広がることをイメージしている。格納式スロープを搭載することでクルマいすの乗り降りも楽チンだ。お世話ロボットのNipote(ニポテ)も付属して、生活をアシストする。「地域の元気のきっかけを作りたい」と奥平社長。

●TsumuTsumu(ツムツム)

荷台は使い方に合わせて選べるカートリッジ式仕様。働く人にとって便利で使い易い工夫が詰め込まれている。日本の地域産業を支え、元気を産むための1台になるべく軽トラックとしての用途以外にも農業用ドローン基地や個室空間など新しい使い方も期待される。奥平社長は「日本の働くを応援していきたい」。

これらの2台は、地域での移動や働き方の課題に取り組むダイハツの答えとなるモビリティだ。残る2台は遊び心やクルマ本来の楽しさを感じさせるものだ。

●WaiWai(ワイワイ)

3列シートの6人乗りで、気のあった仲間や家族とのつながりを広げられるミニバン。東京モーターショー前にコンセプトカーの情報がリリースされると、ネット上で「かわいい!」と話題になった。室内はコンパクトながらサンルーフ仕様のため開放感がある。

●WakuWaku(ワクワク)

いつでもどこでも気軽に走っていける軽自動車のSUV。特徴のある無骨なデザインは大きなおもちゃを思わせ、遊びの世界を広げる1台としてアウトドア派に人気が出そうだ。広い荷室空間とルーフラゲージを装備している。

4台を紹介し終えた奥平社長は、「それぞれが毎日の暮らしにいろどりや笑顔をもたらすスモールカー」と我が子を見るように目を細めた。

ダイハツヴィレッジではコンセプトカーの他にも、市販予定の新型コンパクトSUVなどを展示している。

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