メルセデスベンツ(MercedesBenz)傘下のスマート(Smart)は10月7日、2019年1〜9月の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は8万7776台。前年同期比は8.9%減だった。
2019年1〜9月の市場別実績では、欧州が前年同期比2.8%増と好調だった。中でも、地元ドイツは前年同期に対して2桁増と伸びている。欧州での販売の伸びは、『フォーツー』と『フォーフォー』のEVとして、2017年夏に発売された『EQフォーツー』と『EQフォーフォー』の成功による部分が大きい。
また、日本は1〜9月、1788台を販売した。前年同期比は1.8%増と前年実績を上回った。
スマートブランドの2018年の世界新車販売は12万8802台。前年比は4.6%減と2年連続で減少した。スマートは、2020年から全モデルを電動化する計画だ。まずは欧州と米国で、ガソリンエンジン搭載車の導入を終了し、EVに一本化。その後、全世界へこの戦略を拡大していく。
スマート世界販売は欧州でEV好調、日本は1.8%増 2019年1-9月
2019年10月09日(水) 15時30分
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