NAVアライアンスのイメージ《photo by NAV ALLIANCE》

フォルクスワーゲングループが立ち上げた次世代の自動運転車の開発を目指す「NAVアライアンス」(NAV ALLIANCE)は9月23日、新たにソニーなど5社が参画した、と発表した。

NAVアライアンスは、2018年6月に設立された。フォルクスワーゲングループをはじめ、ボッシュやコンチネンタル、エヌビディア(NVIDIA)、アクアンティアなどが参加している。

自動運転車には、高解像度のセンサー、カメラ、処理エンジンの数を増やすことが可能な車載ネットワーキングソリューションが求められている。そこでフォルクスワーゲングループなどの企業は、次世代の「マルチギガイーサネット」ネットワーキングに必要な技術開発を推進する自動運転車連合を立ち上げた。

自動運転車は、データセンターとなっており、膨大なデータを絶えず分析して、乗員、歩行者、その他の車両にとって最も安全な走行ルートを確保するよう努めている。NAVアライアンスのメンバーは、社会が自動運転の導入に向けた準備を進める中で、車載ネットワーキング技術の未来を形成するために協力する。

このNAVアライアンスに今回、ソニーやハーマンインターナショナル、アンフェノールなど5社が、新たに参画した。NAVアライアンスは、自動運転車向け高速ネットワークの開発に取り組む技術エコシステムを拡大していく、としている。