デンソーと中部電力は、今年2月より家庭向けに提供しているデマンドレスポンスサービス「CO(コ)-エネ」について、2020年1月より、対象家庭機器に蓄電池やV2H(Vehicle to Home)充放電器を追加すると発表した。
同サービスは、中部電力が提供する顧客参加型取引サービス「これからデンキ」のひとつとして展開する、電気の使い方の工夫を買い取るサービスだ。具体的には、電力使用量の多い夏場や、太陽光発電の発電量が多い時間帯など、中部電力が電力の需要と供給のバランスを調整したい場合に、デンソーのHEMS(Home Energy Management System)を介して、家庭の機器を自動でコントロール。協力した家庭には、機器のコントロール時間に応じた対価を「買取額」として支払うというものだ。
これまで、コントロール対象の機器は、全館空調とエコキュートの2種類だったが、今後、蓄電池や電気自動車(EV・PHEV/PHV)の普及が見込まれることから、蓄電池やV2H充放電器の充放電のタイミングを自動でコントロールする機能を新たに拡張したサービスを試行的に開始する。
今後、FIT制度(再生可能エネルギーの固定価格買取制度)にもとづく買取期間満了後、中部電力と契約を継続または、トヨタホームに住み、蓄電池やV2H充放電器を導入する顧客に提案していく。
デンソーと中部電力、デマンドレスポンスサービス対象機器に蓄電池とV2H充放電器を追加
2019年09月23日(月) 09時00分
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