東京納品代行納入車両-電気小型トラック「eキャンター」《画像:三菱ふそうトラック・バス》

三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は、7月23日、東京納品代行へ電気(EV)小型トラック『eキャンター』2台を納車したと発表した。

東京納品代行は、センコーグループでファッション物流事業を担う総合物流企業。納車するeキャンターはハンガー車(衣料品専用車)仕様で、ハンガーに掛かっている洋服をそのまま積載することで、段ボール梱包による衣類などのシワを防ぐことができる。ハンガー車仕様のEVトラックは日本初。ルイ・ヴィトン ジャパン専属として同社商品を都内店舗へ運搬する。また、センコーグループにとっても、EVトラックの運用は今回が初となる。

センコーグループでは「グリーン物流」を推進しており、東京納品代行もグループの一員としてCO2削減を目的とした天然ガス(CNG)車、ハイブリッド車、クリーンディーゼル車を積極的に導入しているほか、トラック輸送から鉄道輸送への切り替えによる「モーダルシフト」の取り組みなど、環境負荷の軽減を展開している。

ルイ・ヴィトン ジャパンと東京納品代行は2014年にCO2ゼロのEV小型貨物車両を日本国内での先駆けとして導入。今回MFTBCの技術的な進化とサポートを通じ、7.5トントラックタイプ車両の小型EVトラック eキャンターを導入した。