メルセデスAMGの新型「45」シリーズと見られる開発車両《photo by Mercedes-AMG》

メルセデスベンツの高性能車部門、メルセデスAMG(Mercedes-AMG)は、7月4日に英国で開幕する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2019」において、最新のコンパクトスポーツカーを初公開すると発表した。

最新のコンパクトスポーツカーとは、メルセデスAMGの新型「45」シリーズを指すと見られる。メルセデスAMGの新型45シリーズには、M139型と呼ばれる新開発の直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載する。最大出力は387hp/6500rpm、最大トルクは48.9kgm/4750〜5000rpmを発生する。

さらなるパフォーマンスを求める顧客には、「S」バージョンが設定される。ターボのブースト圧を1.9から2.1に引き上げるなどのチューニングにより、M139型直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力421hp/6750rpm、最大トルク51kgm/5000〜5250rpmを獲得する。

このスペックは標準バージョンに対して、パワーは34hp、トルクは2.1kgmの上乗せだ。排気量2.0リットルクラスの量産エンジンとしては、世界最強のパワースペックを備えていることになる。

メルセデスAMGの新型「45」シリーズと見られる開発車両《photo by Mercedes-AMG》 メルセデスAMGの新型「45」シリーズと見られる開発車両《photo by Mercedes-AMG》