マツダの欧州部門は6月5日、新型『マツダ3』(Mazda3)の新世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」搭載車の欧州での受注を開始した。納車は今秋から開始される予定で、同車のスペックも発表している。
SKYACTIV-Xは、マツダ独自の燃焼方式の「SPCCI」(Spark Controlled Compression Ignition:火花点火制御圧縮着火)を実用化した世界初の内燃機関だ。ガソリンエンジンならではの伸びの良さに、ディーゼルエンジンの優れた燃費・トルク・応答性といった特長を融合している。
さらに、SKYACTIV-Xには、マイルドハイブリッドシステムの「エム ハイブリッド」を組み合わせた。効率的なモーターアシストによって、燃費性能のさらなる向上を追求している。
新型マツダ3に搭載される「SKYACTIV-X」は、排気量が2.0リットル(1998cc)。マツダによると、街中から郊外、高速道路まで、さまざまな走行シーンにおいて、意図した通りに運転できるという。
新型マツダ3のSKYACTIV-Xは、欧州仕様の場合、最大出力180ps/6000rpm、最大トルク22.8kgm/3000rpmを発生する。環境性能は最も優れるグレードで、欧州複合モード燃費が23.3km/リットル、CO2排出量が96g/kmと公表されている。
【マツダ3 新型】SKYACTIV-X は180馬力、燃費は23.3km/リットル…受注を欧州で開始
2019年06月06日(木) 17時30分
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