トヨタ・スープラ新型発表会《撮影 高木啓》

トヨタ自動車は17日、新型『スープラ』を全国のトヨタ車両販売店を通じて発売した。同時に、“世界最大の草レース”と呼ばれる第47回ニュルブルクリンク24時間耐久レースに新型スープラで参戦することを発表した。

東京臨海新都心MEGA SWEBで開催された発表会で、トヨタ自動車GAZOO Racing Companyの友山茂樹プレジデントは、“ニュル24”を「TOYOTA GAZOO Racingの原点」と呼んだ。

「12年前、モータースポーツを、人を鍛え、クルマを鍛える、もっといいクルマづくりの基盤にしようと、現在の社長の豊田章男と社員有志が、中古の『アルテッツァ』でニュル24に参戦した。会社には反対されて始めた活動だったのでチーム名に『トヨタ』と付けられず、『GAZOO』と名乗った。それがTOYOTA GAZOO Racingの出発点であり、トヨタが作ったトヨタの壁を壊す、という戦いの始まりだった」

「TOYOTA GAZOO Racingはマニュファクチャラーではなく、レーシングカンパニーである、世界中のレースでその存在感を示す、という宿命を、新型スープラは背負う」

ニュル24決勝は6月22〜23日。レースの模様は、TOYOTA GAZOO Racingのウェブサイトで見ることができる。

トヨタ・スープラ新型発表会《写真 トヨタ自動車》 トヨタ・スープラ新型《撮影 高木啓》 トヨタ・スープラ新型《撮影 高木啓》 トヨタ・スープラ新型《撮影 高木啓》 トヨタ・スープラ新型《撮影 高木啓》