1000万台達成記念式典の様子(5月14日)《写真 ヤマハ発動機》

ヤマハ発動機は5月17日、インド二輪車製造子会社India Yamaha Motor(IYM)の累計生産台数が1000万台に到達したことを発表した。

インドは経済発展による所得向上や女性の社会進出を受け、年々二輪車需要が拡大し、現在では年間約2200万台(2018年実績、ヤマハ調べ)と、世界第1位の二輪車市場となっている。ヤマハ発動機は1985年からインドでの二輪車生産を開始。現在では、IYMのスラジプール工場、ファリダバッド工場、チェンナイ工場の3拠点で二輪車部品製造・完成車組立を行っている。

同社ではインドを新中期経営計画における重点地域の1つとして位置付け、魅力ある商品投入による販売台数規模の拡大を図り、安定的な収益確保を目指す。