トヨタ自動車(Toyota)、GM(General Motors)、フォードモーター(Ford Motor)、SAE(米国自動車技術協会)は4月3日、自動運転車の安全基準を構築することを目的に、コンソーシアムを結成すると発表した。
トヨタ、GM、フォードモーターは現在、自動運転車の実用化に向けて、研究開発を進めている。3社は、SAEが定める「レベル4」「レベル5」の自動運転車の開発が目標。完全自動運転を可能にするレベル4とレベル5では、高度な安全性が求められることから、自動運転車の安全基準を作るコンソーシアムを立ち上げた。
コンソーシアムでは、自動運転車の安全基準における業界標準を確立することを目指す。他の自動車メーカーなどにもコンソーシアムへの加入を呼びかける方針で、世界の他のコンソーシアムや団体とも協力する。
コンソーシアムは、3社と将来の会員の専門知識を活用しながら、自動運転車の安全基準を構築する。データの共有やテスト車両の相互利用、安全テストのガイドライン作成などを共同で進めていく。
トヨタ/GM/フォードモーター、自動運転車の安全基準の業界標準を確立へ…コンソーシアム結成
2019年04月04日(木) 10時30分
関連ニュース
- 中国IT大手のテンセントとトヨタ自動車が戦略提携 (04月25日 16時15分)
- トヨタ自動車がスポーツメディアを立ち上げ…『トヨタイムズスポーツ』開始 (04月17日 17時45分)
- トヨタ自動車、2025年から紙の新車カタログを廃止へ[新聞ウォッチ] (02月01日 08時53分)
- トヨタ自動車、1月8日週は工場を稼働…能登半島地震 (01月07日 17時30分)
- 鉱山向け超大型ダンプを燃料電池で動かす、GMとコマツが共同開発へ (12月13日 14時00分)