公式には3月26日のプレスデーが初日だが、その前日に優良顧客を招く「VIPデー」として開幕しているバンコクモーターショー2019。
そのトヨタブースでもっとも興味深いモデルは、ステージ上に飾られた新型『スープラ』ではなく、ブースの脇にさりげなく置かれた1台のバンだ。近づいてみると、なんと噂の新型『ハイエース』。ただし名前はハイエースではなく、『コミューター』となっていた。
コミューターとは、日本のハイエースの仕様名としても使われている多人数乗用モデルのことで、タイでは「送迎やツアーシャトルとして使われる小さなバス」として驚くほどの頻度で見かける人気車種だ。その新型というわけである。
それしても実際に見る新型ハイエース/コミューターはとにかく大きい! 全長はなんと5915mm。6mに迫ろうかという大迫力だ。
日本で販売されているハイエースは前席の下にエンジンを搭載するいわゆるキャブオーバーだが、新型はエンジンを前に出して搭載するボンネット付きのパッケージング。そのため、3860mmと従来車のスーパーロングボディに比べて750mmも伸びたホイールベースは驚くばかりだ(軽自動車の全長より465mmも長い!)。
窓には濃いスモークが貼られていたのでインテリアをチェックすることができなかったが、フィリピンで発表された新型ハイエースでは5列シート17人乗りが設定されているのでタイも同様の仕様となるだろう。
それにしても長い!
これは長い! トヨタ ハイエース 新型を見た…バンコクモーターショー2019
2019年03月25日(月) 21時30分
関連ニュース
- メーカーと販売店が野球で対決、トヨタ自動車 VS 茨城トヨペット 5月27日 (05月06日 16時00分)
- 中国IT大手のテンセントとトヨタ自動車が戦略提携 (04月25日 16時15分)
- トヨタ自動車がスポーツメディアを立ち上げ…『トヨタイムズスポーツ』開始 (04月17日 17時45分)
- 日本にない! カローラクロス「GRスポーツ」…バンコクモーターショー2024 (04月04日 17時00分)
- タイで人気! トヨタ カローラクロス 改良新型に注目集まる…バンコクモーターショー2024 (04月04日 14時30分)