デアゴスティーニ・ジャパンは、週刊『YAMAHA YZR-M1バレンティーノ・ロッシモデル』の創刊を記念して24日、MotoGPライダーの青木宣篤氏を招いたスペシャルトークショーを東京モーターサイクルショーのツインリンクもてぎブースで開催した。
週刊『YAMAHAYZR-M1バレンティーノ・ロッシモデル』は、バレンティーノ・ロッシが、2016年MotoGPで乗ったヤマハ「YZR-M1」の1/4スケールモデルが組み立てられるパーツ付きの、パートワークマガジンだ。
イベントでは1/4スケールYZR-M1の完成品がお披露目され、青木氏と週刊『YAMAHA YZR-M1 バレンティーノ・ロッシモデル』の編集長、中野弘太郎氏が登壇。ロッシやマシンにまつわる話、週刊『YAMAHA YZR-M1 バレンティーノ・ロッシモデル』について語った。
青木:デアゴスティーニの『スズキ・ハヤブサGSX1300R』を作って持ってます。市販車はいいんですが、ヤマハ「YZR-M1」のようなレースマシンは企業秘密だらけなんですよ。よくメーカーの許可がおりてモデル化できましたね。
中野:そのプロセスは企業秘密です(笑)。バイクファンはコアな人が多いので、しっかり作ったことを伝えれば売れるとは思っていました。すでに幅広い読者から予約をいただいています。
青木:エンジンが精巧で、よく再現したな、と感動します。クラッチのメーカーの、エクセディのマークまで入ってる! ヤマハ独自のスイッチも再現されてますね。
中野:精密でも、模型作りが初めての人でも作れるように、工具もセットにしてあります。
青木:そのいっぽうで、ハヤブサを作った時に、ネジ穴が“揉んで”ないんです。いちど加工して適宜広げてからネジどめするという、作り込む楽しさもあるんですよ。
中野:模型だけでなく、読み物もロッシ選手とYZR-M1解説の2本を連載します。
青木:これが細かく取材しているんだ。時間をかけているから可能なんでしょうね。たぶんロッシとYZR-M1について、いちばん詳しい雑誌になるのでは? 他メーカーの人は買いますよ。うちも買います(編集部注:青木はスズキのMotoGPマシン開発ライダー)。
青木宣篤「ライバルは買う」デアゴスティーニ・ヤマハYZR-M1ロッシモデル…東京モーターサイクルショー2019
2019年03月24日(日) 17時30分
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