3月22日に東京ビッグサイトで開幕した東京モーターサイクルショー2019のスズキ・ブースには19年ぶりに復活する新型『KATANA(カタナ)』と1981年に発売された初代『GSX1100S KATANA』が新旧そろい踏みとなっている。
新型KATANAは2018年10月でドイツで開催されたインターモトで世界初公開され、2019年春から欧州で販売が開始され、日本国内での2019年中の発売もアナウンスされている。新型KATANAには『GSX-R1000』をベースに改良した最高出力110馬力を発生する990cc直列4気筒エンジンを軽量フレーム車体に搭載し、車両総重量は215kgとなっている。また3段階選択可能のトラクションコントロール、ABS、倒立フロントフォーク、ブレンボ社製ラジアルマウントフロントブレーキキャリパーなどを採用している。
新型とともに展示されている初代GSX1100S KATANAは、1980年のケルンモーターショーでプロトタイプが公開された。スズキのブースでは1980年から始まったKATANAの歴史も紹介している。
このほかスズキのブースにはMotoGP参戦車両の『GSX-RR』や、新グラフィックを採用した『GSX-R1000R ABS』輸出仕様車を参考出品しているのを始め、スーパースポーツ『GSX-R125』、ロードスポーツ『GSX-S1000R ABS』など国内向け市販車を展示している。
新型KATANAやMotoGP参戦車両には、またがり体験コーナーも特設されている。3月15日に先行開幕した大阪モーターサイクルショーでも、またがり体験コーナーが設けられていたが、スズキ二輪日本課の村上茂課長代理は「大阪も大変多くの方にKATANAのまたがりの列に並んで頂いて、最終日の終了間際までまたがりの列が絶えない状況だった。東京の方が入場者数が多いうえ、会場の都合で東京のスズキブース面積が300100平方mと大阪よりも100平方m狭いので、お客さんの並ぶ列を整理してスムーズに運営していきたい」と話していた。
スズキで新旧 カタナ がそろい踏み、MotoGP参戦車にまたがりも…東京モーターサイクルショー2019
2019年03月22日(金) 10時39分
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