オートエクゼは、絶版スポーツカーに向けたアップデートプログラムとして、マダ『RX-7』(FD)、『ロードスター』(NA)用ストリートサスキットを限定生産し、全国のマツダ販売会社、有名カー用品店、オートエクゼ商品取扱店などで発売する。
同社が開始したアップデートプログラムのキャッチフレーズは「量産以上、チューニング未満」。RX-7(FD)とロードスター(NA)を対象に、量産車のオリジナリティをキープすべく、佇まいは極力そのまま、要所に最新のアップデートを施こすことで、心地よいスポーツ感覚を追求。第1弾としてロードスター用、第2弾としてRX-7用ステンレスマフラーを、第3弾としてロードスター用LEDヘッドランプキット発売している。
プログラムのハイライトとなる量産形状サスペンションキットは、両モデル発売当時のコンセプトを現代へ継承すべく、オートエクゼ独自の「感性チューニング」を施した。実際のセッティングでは、クルマが動く瞬間、瞬間の過渡特性を分析し、もっと運転を愉しみたいオーナーの感性に同調。懐かしさの中に、今流の正確さとフラットライド感をプラスした乗り味に仕上げた。製品はオリジナルのダンパーとスプリングに純正アッパーマウント/バンプストッパーを組み込んだアッセンブリー仕様となる。
ロールスピードをコントロールするダンパーは、構造がシンプルで微低速域(ピストンスピード0〜0.1m/sec)からの減衰力の立ち上がりに有利な固定式を採用。伸び側の減衰力を高めに、縮み側を低めに抑え、クルマの姿勢を安定させ路面からの突き上げを抑制する。
車高とロール量を決定するスプリングはストローク過程のバンプストッパーとの繋がりを重視した設計。車高は量産でスノーチェーンの装着を想定していないFDは−5mm、同クリアランスを確保しているNAは−15mmにセット。バネ定数は量産比110〜140%としている。
経年劣化が避けられない純正パーツは両車共に最終型用(RX-7=FD6型用、ロードスター=NB用)を選択。サスペンション全体をリフレッシュし、乗り味の向上に貢献する。
価格(税別)はRX-7用が15万8000円、ロードスター用が12万8000円。DIYでチューニングを楽しみたいユーザーに向けて、同社オンラインショップでも取り扱う。
オートエクゼ、FD&NA用ストリートサスキット限定生産…絶版スポーツカーアップデートプログラム
2019年03月17日(日) 10時00分
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