米国に本拠を置き、コネクテッドカー関連サービスを手がけるエアビクイティ(Airbiquity)は3月11日、トヨタ自動車、デンソー、豊田通商の3社からの戦略的投資の受け入れを発表した。
エアビクイティは、自動車向けのソフトウェア技術を開発。クラウドベースのコネクテッドカーサービスプラットフォームを運営し、OTA(オーバー・ジ・エア)によるソフトウェアの更新などを手がける。世界60か国において、自動車メーカーやサプライヤーと協力して、コネクテッドカーサービスプログラムを展開している。
エアビクイティは、トヨタ自動車、デンソー、豊田通商の3社からの戦略的投資の受け入れを発表した。合計投資額は、1500万ドル。エアビクイティはこの投資をもとに、次世代コネクテッドカー向けのソフトウェア技術とクラウドサービスの開発を拡大していく。
またエアビクイティは、遠隔での車載ソフトウェア更新と管理、データとアナリティックスを駆使したモビリティサービスの導入、オペレーションの効率化を可能にするオートモーティブグレードOTAシステムの開発の促進において、3社と協力する予定だ。
なお、4社は今後、次世代コネクテッドカー向けにエアビクイティのOTAテクノロジーを活用する、としている。
トヨタやデンソーなど3社、次世代コネクトカー向け技術開発へ…米企業に戦略的投資
2019年03月13日(水) 11時00分
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