ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は3月5日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー2019において、「2019ワールドカーパーソンオブザイヤー」をFCAとフェラーリの前CEO、故セルジオ・マルキオンネ氏に授与すると発表した。
ワールドカーオブザイヤーは、2006年に開始された賞で、過去1年にデビューした世界の新型車の中から最高の1台を選出するもの。そして、昨年から新たに開始されたのが、「ワールドカーパーソンオブザイヤー」。2018年の1年間に、自動車業界において最も活躍した人物に贈られる。
その第2回の同賞において、世界24か国80名以上の審査員の投票で選ばれたのが、FCAとフェラーリの前CEO、故セルジオ・マルキオンネ氏だ。マルキオンネ氏がフィアットとクライスラーを合併させ、収益性の高いグローバル企業、FCAを築き上げた功績が認められた。
ワールドカーオブザイヤー主催団体は、世界の自動車産業がマルキオンネ氏を失った損失は計り知れない。自動車業界にはマルキオンネ氏のように才能があり、カリスマ的で、ゲームを変えることのできる人物が必要、としている。
FCAとフェラーリの前CEO、故マルキオンネ氏がWCOTYパーソンオブザイヤーに
2019年03月10日(日) 09時30分
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