ランドローバーの7人乗りコンパクトSUV、『ディスカバリースポーツ』改良新型が、豪雪のスカンジナビアでウィンターテストを開始した。
同ブランドの最小クロスオーバーSUVとして、2015年にデビューした現行モデルは、瞬く間にベストセラーへと成長。初のフェイスリフトが行われる。キャッチしたプロトタイプは、フロントマスク全体がカモフラージュされているが、新グラフィックのヘッドライトの一部や、大型のコーナーエアインテークが見てとれる。また市販型テールライトが初めて点灯し、そのデザインも見えてきた。
実は今回撮影した写真には、2台の試作車が写されていることにお気づきだろうか。もちろんナンバーで判別がつくが、ボディに貼られた黒いテープに注目だ。1台は左側の前後フェンダーに、もう1台はフロントドアパネル下部に貼られている。よく見ると凹凸ができており、ハードなスノーテストの苦労が伺える。
パワートレインの注目は電動モデルの強化だ。1.5リットル直列3気筒インジニウムエンジン+電気モーターのプラグインハイブリッドを頂点に、マイルドハイブリッドモデルが下位にラインアップされる。またコックピットはレンジローバー『イヴォーク』や『ヴェラール』から継承されるデュアルスクリーンが搭載されるだろう。
また、カメラの画像をタッチスクリーンに映し出すことで、ドライバーがボンネットを透視できる世界初の「グランド・ビュー・テクノロジー」の搭載も予想される。
ディスカバリースポーツ が初のフェイスリフト、最終デザインが見えてきた
2019年03月09日(土) 17時00分