日産 ローグスポーツ の2020年モデル(シカゴモーターショー2019)

日産自動車の米国法人、北米日産はシカゴモーターショー2019において、『ローグスポーツ』(Nissan Rogue Sport)の2020年モデルを初公開した。

◆エクストレイルの弟分。欧州のキャシュカイを米国導入

同車は、日産の米国市場における主力SUV、『ローグ』(日本名:『エクストレイル』に相当)の派生モデルだ。ローグスポーツは、ローグよりもボディサイズがひと回り小さい弟分モデルとして、2017年に米国市場へ投入された。ローグスポーツは、日産の欧州ベストセラーSUV、『キャシュカイ』と基本的に同型車だ。米国ではSUVの販売が好調。日産のSUVラインナップを強化する目的で、キャシュカイをローグスポーツとして、米国市場へ導入した。

◆Vモーションを強調した新デザインのフロントマスク

2020年モデルでは、外装をリニューアル。「Vモーション」を強調した新グリルによって、兄貴分のエクストレイル顔に一新する。ボンネットやバンパーも新デザイン。LEDデイタイムランニングライトが装備される。リアは、テールランプが新デザイン。19インチのアルミホイールも新設計され、ボディカラーには、ニトロライムメタリックとモナークオレンジメタリックの新色が用意された。

◆最新の先進運転支援システムを採用。プロパイロットアシストも用意

また、2020年型には、「日産セーフティシールド360」を採用する。日産セーフティシールド360は、6種類の先進運転支援システムで構成。また、部分自動運転を可能にする「プロパイロットアシスト」を用意する。

「歩行者検出機能付きの自動緊急ブレーキ」は、車両のフロントのレーダーとカメラが、歩行者を検知。ドライバーに警告を発し、衝突が避けられないと判断した場合、自動でブレーキをかける。「ブラインドスポットアラート」は、ドライバーの死角に入った車両を、車線変更の際などに警告。「リアクロストラフィックアラート」は、駐車場などで後退する際、後方の車両を検出し、ドライバーに警告する。

「リア自動ブレーキ」は、後退時に静止した物体を検出し、ドライバーに警告。必要に応じて衝突を回避するために、自動でブレーキをかける。「車線逸脱警告」は、ウインカーを出さないで車線変更しようとした場合、ドライバーに警告。「ハイビームアシスト」は、前方の車両を検出し、ヘッドライトのロービームとハイビームを自動で切り替える。

さらに2020年モデルには、子どもの車内置き忘れを防ぐ「リアドアアラートシステム」を標準装備。リアドアアラートシステムは、後部ドアのスイッチをモニターして、走行前後のドアの開閉状態を検知する。

走行する前に後部ドアが開閉されたにもかかわらず、走行終了後に後部ドアが再び開かれなかったことが検知された場合、車両が駐車され、イグニッションがオフになった段階で、インパネ内のディスプレイに警告メッセージを表示する。それでも、ドライバーが子どもを車内に残したことに気づかず、車両から離れた場合、自動的に複数パターンの音を発するクラクションを鳴らして、ドライバーに後部座席を確認するよう促す。

2020年型のローグスポーツのパワートレインは、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンのみ。最大出力は141hpを引き出す。トランスミッションは、CVTのエクストロニックを組み合わせている。

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