大阪オートメッセ2019に展示されたGRスープラ《撮影 中込健太郎》

大阪オートメッセ2019(9〜11日、インテックス大阪)の目玉だ。トヨタ自動車ブースの『GRスープラ』の前から伸びた列が途切れることはなかった。

発売はこの春から夏にかけて……。それ以上の情報を聞くことはできなかったものの、カムフラージュが外され、車内も公開されて乗り込むことができる機会としては、大阪オートメッセ2019が世界初だ。

スープラの説明担当者は「大変注目度が高く、好評です。我々として今、完成できるベストのクルマだと思っております。一人でも多くの方にこのクルマの魅力に触れてい頂きたいです」と話していた。

またトヨタ自動車ブースと通路を挟んだ反対側のTRDブースには、早速カスタムモデルである「GR Supra Performance Line CONCEPT“TRD”」が展示されており、こちらも大変な注目となっていた。エアロダイナミクスとトータルバランスを軸にTRDのノウハウを惜しみなく投入した1台とのこと。ベース車の発売と併せて登場が楽しみな一台である。

実車を目の当たりにした人たちは口々に「写真で見るよりもっとカッコいい」と感想を述べていた。写真だけでは伝わりにくい微妙なデザイン的抑揚や、情熱的なキャラクターなど、見た人なりに感じ取ったものは様々だったようだ。

「もちろんこれを出すことがゴールなのではなく、今後のクルマ作りにとっても様々な可能性を秘めたモデルです。新たなスタートを皆さんと一緒に切りたいですね。」という担当者の熱いコメントが印象的だった。

カムフラージュの外された状態での公開とあって注目度は高い。《撮影 中込健太郎》 写真とはまた違う、といった率直な感想も聞かれた。《撮影 中込健太郎》 特にリア周りの、風との戯れを可視化させたようなデザインの迫力は新鮮だ。《撮影 中込健太郎》 運転席にも座ることができる。一般向けのこうした機会としては、大阪オートメッセ2019が世界初の機会だという。《撮影 中込健太郎》 プレスのパーツと、樹脂製パーツで複合的に構成されるドア。《撮影 中込健太郎》 精度の高い合わせでシャープさが際立っていた。《撮影 中込健太郎》 今に始まったことではない、スープラのストーリー。《撮影 中込健太郎》 久しぶりの復活だが、様々な思い出がまた新型のスープラでも数多く紡がれることだろう。《撮影 中込健太郎》 写真や模型など、ここはここで心温まる、そして見逃せない雰囲気だった。《撮影 中込健太郎》 グラントゥーリズモらしさが際立つリヤビュー。《撮影 中込健太郎》 GRスープラ、登場まで間近。《撮影 中込健太郎》 車内に乗り込むことができる機会としては初とあって、長い列が途切れることはなかった。《撮影 中込健太郎》 期待の大きさはギャラリーの数、真剣な眼差しからもうかがい知ることができる。《撮影 中込健太郎》 色の違いで印象もかなり変わる。《撮影 中込健太郎》 さらにワイドに、どこかクラシックな印象が増す。《撮影 中込健太郎》 早速TRDからはカスタムバージョンのコンセプトカーも。《撮影 中込健太郎》 TRDの示唆は、このクルマのカスタムカーベースとしての可能性も多く含んでいる。《撮影 中込健太郎》 スープラの系譜。《撮影 中込健太郎》 素材の良さを生かし、空力はじめとした内容になっているという。《撮影 中込健太郎》 スープラ自体の発表とTRDカスタムも併せて楽しみである。《撮影 中込健太郎》