ルノー・日産・三菱アライアンスは1月30日、メンバー3社の2018年暦年(1月〜12月)の合計販売台数が1075万6875台になったと発表した。
内訳は、ルノーが前年比3.2%増の388万4295台、日産は同2.8%減の565万3683台、三菱は同18.3%増の121万8897台。ルノーの『クリオ』(日本名『ルーテシア』)、『キャプチャー』、『サンデロ』、日産の『エクストレイル/ローグ』『セントラ/シルフィ』、三菱自動車では『エクリプスクロス』や『エクスパンダー』など、乗用車および小型商用車(LCV)が販売を牽引。年間販売台数は同1.4%の増加となった。
2018年は、コモンモジュールファミリー(CMF)アーキテクチャーを活用したルノー『クウィド』を複数の市場で販売開始し、CMFアーキテクチャーをベースとした車両の販売も拡大。また、ルノーおよびメルセデスベンツとアーキテクチャーを共有する日産のピックアップトラック『フロンティア』の生産も増加した。LCVではルノーの『カングー』、『マスター』、『トラフィック』、日産の『ナバラ』、『テラ』、三菱自動車の『トライトン』が堅調に販売を伸ばした。またEVについても、ルノー『ゾエ』や日産『リーフ』の販売が好調で、2010年以降の累計販売数は72万4905台に達した。
アライアンスでは、2022年末までに年間のシナジーが100億ユーロ(約1兆2500億円)に達すると見込んでおり、4つの共通プラットフォームで900万台以上の車両を生産し、共通パワートレインの使用を全販売車両の75%まで拡大。さらに、12車種の新型EVを発売し、異なるレベルの自動運転技術を40車種に搭載する計画だ。
ルノー・日産・三菱アライアンス、合計1076万台を販売 2018年
2019年01月30日(水) 19時06分
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