タタ・ハリアー

タタモーターズは1月23日、新型SUVの『ハリアー』(Tata Harrier)をインドで発売した。ジャガー・ランドローバーと共同開発した新世代の車台を、初めて採用するモデルになる。

タタモーターズは2018年2月、インドで開催されたデリーモーターショー2018(オートエキスポ2018)において、『H5Xコンセプト』を初公開した。新型SUVのハリアーは、このH5Xコンセプトの市販版となる。

タタモーターズは、英国のジャガー・ランドローバーを傘下に持つ。ジャガー・ランドローバーとタタモーターズが共同開発した新世代の車台は、「オプティマル・モジュラー・エフィシエント・グローバル・アドバンスド・アーキテクチャ」と命名された。ランドローバーの「D8」プラットフォームをベースにしながら、インドの道路事情に合わせたチューニングが施されている。

ハリアーには、新世代の車載コネクティビティを採用する。8.8インチの高解像度ディスプレイを持つ「フローティングアイランド」と名付けられたタッチスクリーンインフォテインメントシステムは、Appleの「Car Play 」とグーグルの「Android Auto」などに対応する。音声認識とSMSの読み出し、音声アラートなども採用された。また、インフォテインメントシステムとメーター内の7インチカラーTFTディスプレイの間で、メディア、電話、ナビゲーション情報をシームレスに映し出すことができる、としている。

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