トヨタ自動車が1月14日、米国で開幕したデトロイトモーターショー2019で初公開した新型『スープラ』(Toyota Supra)。同ショーのプレスカンファレンスでは、トヨタの豊田章男社長が、次のスポーツカーについて言及している。
豊田社長は、新型スープラを前にして、「ここだけの話ですが、新型スープラだけが、将来トヨタから出す唯一のスポーツカーにならないことを願っています」と語った。スポーツカー好きを公言する豊田社長だけに、この発言は、新型スープラに続くスポーツカーの開発計画が存在すると受け取ることができる。
トヨタは2012年、『86』を発表してスポーツカー市場に復帰した。すでに86はデビューから6年が経過しているが、トヨタは毎年のように細かい改良を施し、商品力を引き上げてきた。トヨタがスポーツカーを大事に育てようという意図が見える。
今回、トヨタの新世代スポーツカー第2弾として、スープラが17年ぶりに復活した。豊田社長は新型スープラを筆頭に、86、そしてさらなる新型車と、「スポーツカー3兄弟」の構想を描いていると伝えられる。デトロイトモーターショーのプレスカンファレンスにおける豊田社長の発言は、このスポーツカー3兄弟実現への布石なのか、注目されるところだ。
トヨタ スープラ 新型に続くスポーツカーは? 豊田社長が言及…デトロイトモーターショー2019
2019年01月18日(金) 20時00分
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