スズキは、インドの四輪生産子会社スズキ・モーター・グジャラート社(SMG社)のグジャラート工場の第二工場が完成し、1月より『スイフト』の生産を開始したと発表した。
スズキは、インド自動車市場の伸張やインドからの輸出拡大に備えて生産能力を確保するため、SMG社を2014年3月に設立。2017年2月に第一工場を稼働し、同敷地内に第二工場とパワートレイン工場の建設を進めていた。
第一工場では『バレーノ』とスイフトを、第二工場ではスイフトを生産する。両工場ともに25万台の年間生産能力を持ち、SMG社の生産能力は50万台。マルチ・スズキ社の生産能力150万台と合わせた、スズキのインドにおける四輪車の生産能力は200万台になる。
スズキのインドにおける2018年の四輪車の販売台数は前年比9%増の175万台、生産実績は同8%増の187万台。スズキは、第二工場と同時にパワートレイン工場も稼働し、2020年の稼働を目指して第三工場にも着手しており、引き続き拡大するインド自動車市場の需要に応えていく。
スズキ、インド・グジャラート第二工場が稼働 スイフトの生産開始
2019年01月18日(金) 18時00分
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