アウディ RS7 新型スクープ写真《APOLLO NEWS SERVICE》

アウディ『A7スポーツバック』の頂点に君臨する高性能モデル『RS7』新型プロトタイプが、豪雪のスカンジナビアを駆け抜けた。

A7は、2009年のデトロイトモーターショーにて、「スポーツバック・コンセプト」を公開。2010年に「A7 スポーツバック」として発売された5ドアハッチバックで、ランボルギーニ『ミウラ』を意識したという流麗なボディシルエットが特徴となっている。現在のA7は2代目にあたる。

白銀に現れた開発車両は、A7と同様のヘッドライトやテールライトを装着しているが、わずかにワイド化されたフェンダーを持ち、三角の大型コーナーエアインテーク、ハニカムメッシュ・グリル、深さのあるサイドスカート、20〜21インチ・Vスポークホイール、高性能ブレーキシステムのほか、かなり大径のツインエキゾーストパイプを装備していることがわかる。

心臓部には、ポルシェ『パナメーラターボ』と共有する4リットルV型8気筒を搭載。最高出力560psから650psへ、最大トルクは800Nmへ向上すると見られる。しかし、目玉はポルシェ『パナメーラターボS Eハイブリッド』から流用される、初のPHEVモデルだ。

パナメーラでは、最高出力680psだが、RS7ではリチウムイオンバッテリーと電動モーターによる150psと、内燃機関の550psにより、最高出力は700psを超えるとも噂されている。クワトロ4WDと8速Sトロニックが標準装備となるだろう。また最新情報によると、0-100km/h加速は3.5秒だという。これはブガッティ『EB110』やフェラーリ『458イタリア』と同レベルだ。

開発が順調ならば、ワールドプレミアは2019年3月のジュネーブモーターショーとなりそうだ。

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