公開が近づくポルシェ『911カレラ』新型の高性能モデル『911GT3』次期型プロトタイプが、ニュルブルクリンクでの高速テストを開始した。
911GT3のニュルブルクリンク北コース「ノルドシェライフェ」最新レコードは、2017年に記録した7分12秒7だ。先代モデルから一挙に12.3秒も縮めている。開発スタッフによれば、新型では、6分台を目指しているという。
大型リアウィングを装着したテスト車両は、ナンバーからも10月にキャッチしたプロトタイプと思われる。リアウィングは、これまでのポルシェ高性能モデルでは見られない新開発のものだが、ボルトが露出しており、完成形ではない可能性もある。
その下にはダックテールも装着されているが、これも仕上げが粗雑だ。そのほかフロントバンパーやリアバンパーにもカモフラージュが残っており、最終形までもう少し時間がかかりそうだ。
心臓部には、GT3史上最強の550psを発揮する、4リットル水平対向6気筒NAエンジンを搭載する。トランスミッションは、おそらくPDK及び6速MTが設定されるだろう。
ワールドプレミアは、2019年後半が予想されている。
ニュル記録6分台めざす…ポルシェ 911GT3 次期型、新開発ウイングの戦闘力は
2018年11月19日(月) 08時00分
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