VW ザ・ビートル・ファイナルエディション

ロサンゼルスモーターショーの主催団体は11月6日、米国で11月下旬に開幕する同ショーにおいて、フォルクスワーゲンが『ザ・ビートル』(Volkswagen The Beetle)の「ファイナルエディション」を初公開すると発表した。

ザ・ビートルは『ニュービートル』の後継モデルとして2011年春、中国で開催された上海モーターショー2011で発表された。ザ・ビートルのデザインは、「ビートル」の愛称で親しまれたオリジナルの『タイプI』のシルエットを色濃く反映したもので、フロントからリアへ続く緩やかなカーブはタイプIを連想させる。レトロとモダンを融合させつつ、スポーティなデザインを採用している。

11月下旬に開幕するロサンゼルスモーターショー2018では、フォルクスワーゲンがザ・ビートルのファイナルエディションをワールドプレミアする。このファイナルエディションの最後の1台がラインオフする2019年7月をもって、ザ・ビートルの生産を終了する予定だ。2011年春の上海モーターショー2011でのデビューから、およそ8年でその歴史に幕を下ろす。

なお、ファイナルエディションは、ザ・ビートルのクーペとカブリオレに設定され、限定発売される。「SE」と「SEL」の2グレードがあり、2003年の『Ultima Edicion』から着想を受けた限定車になる、としている。

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