エヌビディア(NVIDIA)は9月12日、同社の「NVIDIA DRIVE AGX」プラットフォームを、いすゞが次世代トラックの開発に導入すると発表した。
いすゞは軽量トラックから大型トラックまで、毎年60万台以上の商用車を生産。いすゞはエヌビディアの「NVIDIA DRIVE AV」ソフトウェアスタックとエネルギー効率の高いNVIDIA DRIVE AGXプラットフォームを使用して、自動運転を推進していく。
自動運転トラックが安全に走行するためには他の車、歩行者、自転車など、周囲の状況を完全に理解する必要がある。トラックに装着された多数のセンサが、AIスーパーコンピュータにデータを送信。NVIDIA DRIVE AGXは、リアルタイムでアルゴリズムとアプリケーションを実行し、安全な自動運転を実現するという。
いすゞは、NVIDIA DRIVE AGXコンピューティングプラットフォームを、車両の周囲360度の認識、レーンキープ、アダプティブクルーズコントロールなどに活用。最終的に高度に自動化された完全自動運転への移行を目指す。
なおエヌビディアは、いすゞとの協力は、自動運転の長距離トラックなど、より安全で効率的に道路を利用するための世界的な取り組みを表すもの、としている。
いすゞの次世代トラック、エヌビディアの最新プラットフォーム導入へ…自動運転を推進
2018年09月13日(木) 18時42分
関連ニュース
- いすゞ自動車、2030年商用モビリティ変革へ---中期経営計画『IX』策定 (04月03日 15時37分)
- いすゞ自動車の“2024年問題”、「年功序列型」人事制度を撤廃[新聞ウォッチ] (04月03日 08時45分)
- NVIDIA、6G研究を加速する新プラットフォーム発表 (03月22日 14時45分)
- 生成AI対応のNVIDIA新プラットフォーム「DRIVE Thor」、大手企業の次世代車両が採用 (03月22日 15時00分)