インプレッサ

SUBARU(スバル)は8月6日、2018年4〜6月期(第1四半期)の連結決算を発表。販売台数減少などにより、減収減益となった。

全世界販売台数は、前年同期比12.3%減の23万8000台。国内販売は『インプレッサ』や『XV』の新型車効果が落ち着いたことに加え、『フォレスター』がフルモデルチェンジの直前であったことなどにより、同28.5%減の2万9000台。海外販売も北米市場を中心にXVの販売が好調に推移したものの、フルモデルチェンジを控えてフォレスターの出荷が減少したことなどにより、同9.5%減の20万9000台となった。売上高はこれら販売台数の減少などにより、同12.9%減の7092億円となった。

営業利益は同51.8%減の576億円。主力の北米市場で小売販売は堅調に推移しているものの、フルモデルチェンジを控えたフォレスターなどの出荷台数の減少および諸経費の増加などが影響した。経常利益は同49.6%減の601億円、純利益は同44.8%減の455億円となった。

通期業績見通しについては、売上高3兆2500億円(前期比4.6%減)、営業利益3000億円(20.9%減)、経常利益3050億円(19.7%減)、純利益2200億円(0.2%減)とした期初予想を据え置いた。

フォレスター新型《撮影  雪岡直樹》