FCAジャパンは7月20日、クライスラーグループのジープ『グランドチェロキー』(Jeep Grand Cherokee)のブレーキブースターに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2010年12月18日〜2014年1月16日に製造された3445台。
ブレーキブースターの防水カバーが適切に取り付けられていないものがある。そのため、ブレーキブースターに雨水がかかり、腐食して負圧が失われ、最悪の場合、制動距離が伸びるおそれがある。
改善措置として、全車両、ブレーキブースターの防水カバーの取付状態を点検し、不適切な場合は、防水カバーを新品に交換する。また、ブレーキブースターの機能診断を実施し、異常がある場合は新品に交換した上で、新品の防水カバーを取り付ける。
いずれも不具合および事故は発生していない。本国からの情報により発見した。
なお、今回のリコールは2014年12月25日に届け出を行っているが、再度、リコール届出を実施するもの。
ジープ グランドチェロキー、制動距離が伸びるおそれ リコール
2018年07月21日(土) 14時42分
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