フォード・エクスプローラー(参考画像)

フォードモーターカンパニーは7月20日、『エクスプローラー』(Ford Explorer)の室内ドアハンドルに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2011年2月11日〜2012年11月12日に製造された2088台。

室内ドアハンドルのリターンスプリング保持部の強度が不足しているため、操作時に保持部が破損し、リターンスプリングが外れ、ハンドルが定位置に戻らないものがある。そのため、ドアラッチがロックせず半ドア状態となり、最悪の場合、側面衝突等の衝撃でドアが開くおそれがある。

改善措置として、全車両、全室内ドアハンドルのリターンスプリング保持部に補強部材を取り付ける。また、リターンスプリング保持部が破損している場合は室内ドアハンドルを対策品に交換する。

不具合および事故は起きていない。本国メーカーからの情報により届け出た。

改善箇所