シーメンスが開発した初代フォード マスタングの自動運転車

シーメンスは7月10日、英国で7月12日(日本時間7月13日)に開幕する「グッドウッドフェスティバルオブスピード2018」のヒルクライムに、初代フォード『マスタング』の自動運転車で出走すると発表した。

「グッドウッドフェスティバルオブスピード」は1993年、マーチ卿がイングランドのウエストサセックス州グッドウッドの広大な邸宅で始めたイベント。世界中から新旧のレーシングカーをはじめ、貴重な自動車が集結して賑わいを見せる。

フェスティバルの恒例行事が、ヒルクライム。スーパーカーを含めた市販車だけでなく、F1やWRC(世界ラリー選手権)マシンなどが、およそ1.9kmのコースを一気に駆け上がり、観客を沸かせる。

このグッドウッド名物のヒルクライムに、シーメンスは初代フォードマスタングの自動運転車で出走する計画。英国のクランフィールド大学と協力し、1965年モデルのマスタングに自動運転技術を搭載。シーメンスによると、高度な位置情報スキャン技術を使用して、車の位置を正確に把握し、自車位置を認識しているという。

シーメンスは、従来のエンジニアリングと自動運転技術を組み合わせた歴史を作るチャレンジ、としている。

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