メルセデスベンツは6月20日、欧州市場で発売した改良新型『Cクラス』シリーズに、最新の先進運転支援システム(ADAS)を搭載すると発表した。セダン、ステーションワゴン、クーペ、カブリオレの4ボディに適用される。
改良新型Cクラスでは、特定の状況下において、進化した部分自動運転を可能にする。これは、「アクティブ・ディスタンス・アシスト・ディストロニック」と呼ばれる先進運転支援システム。高速走行からの渋滞時にアクティブ・ディスタンス・アシスト・ディストロニックを起動させると、前走車との最適な距離をキープしながら、自動で走行する。自動再発進機能も備える。これは、停止後30秒以内であれば、ドライバーがアクセルを踏まなくても自動的に発進できるもの。
また、「アクティブ・ステアリング・アシスト」は、車線が不明瞭な場合や検知できない場合でも、周囲の車両やガードレールなどを検知。ステアリングアシストを行う。
さらに、改良新型Cクラスでは、先進運転支援システムの作動に、地図データやナビゲーションデータを利用。たとえば、車両が交差点やロータリーに近づいた時、速度をあらかじめ自動的に調整することができる、としている。
メルセデス Cクラス 改良新型、ナビ連動で自動減速…最新の部分自動運転技術も搭載
2018年06月22日(金) 11時15分
関連ニュース
- EV版メルセデスベンツ『Cクラス』を激写! 室内には巨大なデジタルディスプレイが (04月15日 21時00分)
- メルセデスベンツの最上位EVセダンが「Sクラス」の顔つきに…『EQS』改良新型を発表 (04月13日 08時45分)
- 電動SUV、メルセデスベンツ『EQA』改良新型を発売…航続591km (04月12日 07時00分)
- ボンネットの“ベンツマーク”が帰ってきた!メルセデスベンツ『E300 エクスクルーシブ』登場[詳細画像] (04月11日 19時00分)
- メルセデスベンツ『EQS』改良新型、北京モーターショー2024で発表へ (04月11日 12時15分)