ホンダの欧州部門、ホンダモーターヨーロッパは6月18日、新型『シビックタイプR』が「タイプRチャレンジ2018」として、ベルギーのスパ・フランコルシャンで市販FF車最速のラップタイムを記録した、と発表した。
新型シビックタイプRは2017年4月、ドイツ・ニュルブルクリンク北コースにおいて、市販FF車最速の7分43秒8のラップタイムを計測。タイプRチャレンジ2018は、このニュルでの挑戦にインスパイアされ、欧州の有名サーキットにおいてタイムアタックを実施する。
ドライバーには、元F1チャンピオンで、『NSX』でスーパーGTに参戦するジェンソン・バトン選手をはじめ、新たな世界ツーリングカー選手権、「WTCR」ドライバーのティアゴ・モンテイロ、Esteban Guerrieri、ベルトラン・バゲットの各選手を起用。
新型シビックタイプRには、新開発の2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載。最大出力320ps、最大トルク40.8kgmを引き出し、0〜100km/h加速5.7秒、最高速272km/hの性能を備える。
この新型シビックタイプRがタイプRチャレンジ2018として、ベルギーのスパ・フランコルシャンでタイムアタックを実施。市販FF車最速となる2分53秒72のラップタイムを記録した。
タイムアタックを担当したのは、「NSX‐GT」でSUPER GTに参戦中のベルトラン・バゲット選手。同選手は、「タイプRは、バランスが取れている。とくに+Rモードでは、ステアリングホイールに多くのフィードバックが得られる。シャーシはとても堅牢」とコメントしている。
ホンダ シビックタイプR 新型、市販FF車の最速タイムを記録…チャレンジ2018
2018年06月19日(火) 12時45分
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