FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は6月1日、2022年までにアルファロメオ『GTV』を復活させると発表し、想定しているスペックを公開した。
アルファロメオGTVは1994年秋、パリモーターショーで発表された2+2のスポーツクーペ。GTVとは、「グラン・トゥーリズモ・ベローチェ」を意味し、アルファロメオの伝統のネーミング。
ピニンファリーナがデザインしたボディは、ウェッジシェイプが特徴。最強グレードには、3.2リットルV型6気筒ガソリンエンジンが搭載され、最大出力240ps、最大トルク29.4kgmを獲得。GTVは2004年に生産を終了している。
このアルファロメオGTVが、2022年までに復活することが決定。新世代のGTVには、「Eブースト」と呼ばれる電動パワートレーンが搭載され、最大出力は600hp以上を引き出す。
さらに、この600hpを超えるパワーを、トルクベクタリングを採用した4WDで確実に路面に伝える。前後重量配分は50対50と理想的なバランスを追求。2+2のクーペデザインを採用する、としている。
復活のアルファロメオ GTV 、電動化で600hp超えへ
2018年06月04日(月) 16時45分
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