レンジローバー SVクーペ スクープ写真《APOLLO NEWS SERVICE》

2018年3月のジュネーブモーターショーで初公開された、レンジローバーの2ドアクーペSUV『SVクーペ』市販型が、ニュルブルクリンクで高速テストをおこなった。価格は最高で4000万円を超えるとみられ、レンジローバー最高級モデルなることは間違いない。

ジュネーブで公開されたモデルは、1.4mのロングドアと、寝かされたCピラー、『レンジローバー』より8mmローダウンされたボディや長い全長により、ダイナミックで優雅なフォルムを特徴としていた。アルミホイールは21インチから23インチを設定するが、捉えた開発車両が装備していると見られる23インチは同ブランド初となる。

ロールスロイス最高級SUV『カリナン』に引けを取らない豪華室内も魅力だ。ヒーター&クーラー付き20way電動調整式フロントシートや10way電動調整式リアシート、長距離乗車ほど快適を増すというラグジュアリーシートを装備する。また10インチディスプレイ、10インチ・コントロールパネル、12インチ・ドライバーディスプレイでコックピットを固める。

パワートレインは、ZF製8速ATと組み合わされる5リットルV型8気筒エンジンを搭載し、最高出力は565psを発揮。0-100km/h加速を5.3秒で駆け抜け、最高速度は266km/hを誇る。

限定生産999台でベース価格は29万5995ドル(約3300万円)だが、「SV Autobiography Dynamic」トリムをセレクトすると8万8000ドルの追加となり、4000万円を超えることになる。

日本市場での導入台数、及び時期は未定となっているが、少数であることは間違いなく、プレミア価格の高騰は免れないだろう。

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