東京モーターサイクルショー2018のワイズギアのブースでは、創立20周年を記念したヤマハ『RZ250』の復刻タンクをはじめ、新デザイン採用のレーシングウエア、ヘルメットなど数多くのバイク用品が並んでいた。その中で同社関係者が最も力を入れてアピールしていたのがヘルメットだ。
そのヘルメットは『YX-6 ZENITHギブソン』で、「シャープなデザインだけでなく、多くの機能を盛り込んだ、今回の一押しの商品です」と同社関係者は力を込める。肌に触れる内装生地には速乾性と抗菌性に優れたスーパークールを採用し、暑い夏でも蒸れにくくなっている。試しに手を入れてみると、手が涼しく感じられる。
バイザーとシールドは着脱可能で、ゴーグルと組み合わせれば、5つのスタイルに変化する。例えば、モトクロス用のバイクに乗る時には、シールドを外してゴーグルを付ける。また、ロードバイクに乗る時には、バイザーを外す。バイクの種類に合わせて、ヘルメットを変える必要がないわけだ。スキーをする時にかぶってもいいかもしれない。
内部にはインカムのスピーカーを取り付けやすいように、スピーカー収納スペースがあり、メガネスリットも広めに設定しているので、眼鏡やサングラスをスムーズに装着できる。また、長時間走行の疲れを軽減する低重心設計になっている。同社関係者が話すように、機能満載のヘルメットといっていいだろう。
しかも、その価格は2万5920円と、コストパフォーマンスに優れている。色はパールホワイト、メタルブラック、セミフラットブラック、ワインレッドの4色で、夏以降にシルバーとブラック、オレンジの3色のグラフィックモデルを投入する予定だ。
同社では年間約6万個のヘルメットを販売しているが、このヘルメットの投入によって、さらに販売数量を増やしたいと同社関係者は考えているようだ。
ワイズギア、4月発売予定のヘルメットはコスパがウリ…東京モーターサイクルショー2018
2018年03月24日(土) 10時30分
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