ホンダモーターサイクルジャパン 加藤千明 社長《撮影 小松哲也》

ホンダモーターサイクルジャパンの加藤千明社長は3月23日に東京ビッグサイトで開幕した東京モーターサイクルショー2018のプレスカンファレンスで「2018年もホンダはコミューターおよびスモールファン領域で新製品を投入し、ラインアップを充実していく」と表明した。

まずコミューターモデルについて加藤社長は「2017年の東京モーターショーで公開した『スーパーカブC125』、『モンキー125』は、お客様から大変ご好評を頂きましたことを受け、国内での販売を決定した」と述べた。

また軽二輪スクーターでは「今回、『フォルツァ』のデザインを刷新。軽量、コンパクト化を図り、セレクタブル・トルク・コントロールなど先進装備を搭載しフルモデルチェンジした新型を展示している」と紹介した。

一方、ファン領域では「フラッグシップモデル『ゴールドウイングシリーズ』を軽量化と車体コンパクト化を図り、よりシャープなスタイリングとして17年ぶりにフルモデルチェンジし発売する。また2017年の東京モーターショーやミラノショーに参考出品し好評を頂いた『CB1000R』を発売する」と語った。

さらに「CB1000Rのイメージを踏襲した新世代CBのスモールファンシリーズとして、ビギナーから経験豊かなライダーまで幅広い層を想定して開発した『CB250R』、『CB125R』を発売する」とした上で、「またビッグタンク仕様の『アフリカツイン・アドベンチャースポーツ』など今年のニューモデルは現在、順調に受注を頂いている」とも付け加えた。

ホンダは商品ラインアップの充実を図るとともに、国内販売網の整備を進めている。加藤社長は「国内二輪市場の将来に向け、持続的に発展することを目指し、お客様から信頼され、二輪に乗る誇り、感動を最大化することを目標に4月から国内二輪の新たな販売網施策を実施する」と、その背景を語った。

その上で「利便性の高い50ccクラスから250ccクラスの商品を中心に信頼のサービスを提供することで地域に根ざし、生活に密着した『ホンダ コミューター』と、ホンダ二輪ブランドのすべてを取扱い、多様化するお客様ニーズや価値観に応え、ライフスタイルの提案と高品位なサービスを提供する『ホンダ ドリーム』の2チャンネル体制とする」と、新販売網について改めて解説した。

東京モーターサイクルショー2018 ホンダブース《撮影 小松哲也》 東京モーターサイクルショー2018 ホンダブース《撮影 小松哲也》 東京モーターサイクルショー2018 ホンダブース《撮影 小松哲也》 東京モーターサイクルショー2018 ホンダブース《撮影 小松哲也》 東京モーターサイクルショー2018 ホンダブース《撮影 小松哲也》 東京モーターサイクルショー2018 ホンダブース《撮影 小松哲也》 東京モーターサイクルショー2018 ホンダブース《撮影 小松哲也》 東京モーターサイクルショー2018 ホンダブース《撮影 小松哲也》 東京モーターサイクルショー2018 ホンダブース《撮影 小松哲也》