三菱自動車は、『アウトランダーPHEV』20台と『i-MiEV』29台が3月20日(現地時間)、日本政府からコスタリカ政府に納入されたと発表した。
今回の車両供給は、日本政府とコスタリカ政府間での次世代自動車の供給に関するODA(政府開発援助)供与合意に基づくもの。今回の車両供給により、コスタリカ政府が進める環境の持続可能性促進と低炭素社会の実現に向けた取り組みを支援する。
コスタリカはクリーンエネルギーの使用や、カーボン・ニュートラルを国家的課題として掲げ、2030年までに温室効果ガスの排出量を2012年比で25%低減することを表明。また、今後5年間に電気自動車(EV)を10万台導入する計画や、EV用充電インフラの大規模な拡充を検討している。
今回納入された車両は、15の政府機関や大学でコスタリカ政府の環境対応モビリティの取り組みに使用。コスタリカ経済・社会の開発支援に加え、次世代自動車の認知度向上と継続的な需要創出、さらに日本の優れた環境技術の普及促進が期待されている。
日本政府、アウトランダーPHEV と i-MiEV 49台をコスタリカへ納車
2018年03月22日(木) 16時15分
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